こんにちは、wakaです!
突然ですがみなさん、薬膳って知ってますか?
「漢方とか使ってる健康に良さそうな料理だよね」というくらいのイメージは、持っている方が多いのではないでしょうか。
さらに、「苦くて美味しくなさそう・・・」「薬の味がしそう・・・」「そもそも漢方って簡単に手に入るものなの?」そんなマイナスのイメージを持つ方も多いのでは?
実は、以前は私自身が上記のようなイメージを持っており、なんとなく体に良いんだろうな〜とは思いながらも敬遠している時期がありました。
そんなマイナスのイメージが大きく変わったのは、結婚して夫と暮らすようになってから。
私、昔から重度の冷え性で、季節に関係なくとにかくいつも手足が冷たいのが悩みだったんです。
女性は身体を冷やしたらダメとはよく聞く言葉だけど、冷えるどころか、足先は常にキンキン。
結婚を機に妊活も考えなきゃってときになってようやく、このままじゃまずい!と気づいたんです。それからは自分なりに冷え性改善方法を調べて試してみました。
よくおすすめされているのは「毎日湯船に浸かってしっかり温まりましょう」とか、「首・手首・足首を温めましょう(3つの首っていうやつですね)」とか。冷え性を気にする人なら1度は聞いたことありますよね。
ところが、私の場合は毎日1時間湯船に浸かっても、マフラーや長袖、靴下を着込んでも、全然改善されないキンキンに冷えた足・・・
夫おすすめの某⭕️コタソックスを使っても、むしろ足の冷たさに負けて靴下が冷えるレベル。
これはいけない。キンキンなのはビールだけで良いんです。
なんとか冷え性を治す方法はないものか?とスマホに齧り付いて調べて、出会ったのが薬膳でした。
薬膳の特徴は、食材が持つ「薬効」を活用して体調を整えたり病気の予防をすること。
何より1人1人の体調に合わせて体質や季節に応じて体内のバランスを整えることを重視する点です。
病気ではない、それがイコール健康というわけではない。
慢性的な疲労や頭痛、肌の不調など、病気と健康との中間にあるような状態(未病といいます)に対処すること。
そのために季節や体質に合わせたオーダーメイドの食事により、身体を整えて病気を予防する、という考え方に心惹かれました。
ただ、ここでネックになるのが上でも記載した通りの味に関するマイナスイメージ。
一言で言うと、「美味しくなさそう」でした。
さらに言うと最近、アニメの薬屋のひとりごとを見ていたこともあり(ご存知ない方のために補足すると、薬屋と呼ばれる薬草師の少女・猫猫が薬草の知識を活かして様々な謎や問題を解決する、中華風ファンタジーです。面白いですよ!)、
「漢方とか薬膳て、動物の角とか、乾燥した虫とか入ってたりするんじゃないの・・・?え、嫌だ・・・」とか思っていました。
美味しいものを食べることが大好きな私にとって、いくら体調のためとはいえ今の段階では病気もないのに、我慢してまで薬膳料理を取り入れる気にはとてもなれない。何かもっといい方法はないかな〜と検索を続けるうちに辿り着いたのが、『和漢』でした。
そのコンセプトは簡単に言うと、「体質改善に効く薬膳料理を、和食風にアレンジして美味しく取り入れよう」。
この「美味しく」のワードこそ、私が求めていたものでした!
そうか、別に薬膳をそのまま全部取り入れなくても、自分の身体と味覚に合うものだけのいいとこどりをしちゃえばいいんだ!と、そんな簡単なことに思い至ったのです。
それから和漢について勉強を始めたわけですが、詳しく知るほどにそのお手軽さと有効性のバランスの良さに強い魅力を感じるようになりました。
普段スーパーで売っている、お手軽に買える食材にもとても重要な効果があり、さらに普段食べている食材との組み合わせ次第で体調に合わせた和漢薬膳が作れます。
和漢も薬膳もきちんと調べようと思えば奥が深い世界です。
でも、ここでは難しいことは抜きにして簡単にわかりやすく伝えることで、 誰でも普段の食事に取り入れられる方法をお伝えしたいと思います。
だってきっとこれを読んでくださる方の目的は、漢方に詳しくなることではなく美味しく手軽に体調に合った食事を取り入れることだから。
毎日をがんばる皆さんの身体を労り、体調がすぐれない日を減らすお手伝いをするために。
まずは自分の体質を知りどんなことに気をつけたら良いか、ぜひ、和漢・薬膳のページを読んでみてください。