和漢薬膳とは?
こんにちは、わかです!
みなさん、季節の変わり目に体調を崩したり、疲れを感じたりすることはありませんか?
また、病院へ行く程でもないけれどなんだか元気が出ない、どこか身体の調子がすぐれないと感じることはありませんか?
そんな、病気ではないけれど健康でもない、身体のどこかに不調を感じる状態のことを、東洋医学の考えでは「未病」といいます。
未病は健康診断などの検査では問題が出る前の、身体のバランスが崩れた状態です。
この段階でしっかり対処して体調を整え予防することで、病気になるリスクを減らすことができます。
そして、未病に対処するための健康づくりとしておすすめしたいのが、東洋式の食事法と和食を組み合わせた「和漢薬膳」なんです!
和漢薬膳をおすすめする3つの理由
まずは結論から。
私が和漢薬膳をおすすめする理由は以下の3つです。
- 体質に合った食材の組み合わせで作る、オーダーメイドの健康食だから。
- 簡単に手に入る、身近な食材の組み合わせで作ることができるから。
- 日本人に口に合う味付けで、毎日の食事に無理なく取り入れられるから。
詳しく見ていきましょう。
まずは1つ目。体質に合った食材の組み合わせで作る、オーダーメイドの健康食だから。
和漢薬膳の「薬膳」の部分の特徴ですね。
薬膳とは、東洋医学の理論に基づいて、食材を「薬」として利用し身体のバランスを調整することを目的とした料理のことです。
その人の体質や季節に合わせて食材を選ぶことで、心身の調子を整え、健康維持や病気の予防を目指します。
例えば、身体を温める作用のある生姜や、身体を冷やす効果のある冬瓜など、
食材の性質(温・冷・湿・乾)を知ることで、その人に合った食材を組み合わせた食事が可能になります。
続いて2つ目。手軽に買える、身近な食材の組み合わせで作ることができるから。
薬膳は、元々中国で生まれました。
そのため、薬膳に使われる食材には漢方薬としても知られるものが多くあります。
それらの中には、なかなか日本では手に入らなかったり、日本では馴染みの薄い生薬も多くいのです。
日々の健康のために取り入れたいのに、手に入れるのが難しい食材を利用しなくてはいけないのは困りますよね。
そこで、和漢薬膳の特徴である、日本で気軽に購入できる食材を多く利用するという点が活きてきます。
和漢薬膳を学べば、日本の伝統的な食材や近所のスーパーなど身近な場所で手に入る食材を使って、1つ目の理由で述べた薬膳の考え方を気軽に取り入れることができるのです。
また、これは私個人の意見ですが、やはり日本の四季のなかで旬に収穫する食材は、日本で暮らす私たちの身体にも合っていると思います。
最後に3つ目。日本人の口に合う味付けで、毎日の食事に無理なく取り入れられるから。
これは2つ目の理由にも近いのですが、身近な食材を組み合わせることで、普段食べ慣れた和食と変わらない味付けをすることが可能です。
病気の時に我慢して飲む薬とは違い、毎日の食事に取り入れるのですから、いくら身体によくても美味しくなかったら続きませんよね。
美味しくて飽きのこない食べ慣れた味付けというのは、それだけで大きなメリットです。
以上が私が和漢薬膳をおすすめする3つの理由でした。
和漢薬膳、なんだか良さそうだな、と思いませんか?
今後もこのブログでは、体質に合った食材の見極め方や和漢薬膳のおすすめレシピなど、
和漢薬膳を取り入れるために役に立つ情報を発信していきます。
興味を持った方は、ぜひ見に来てくださいね!
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